鎌倉から室町期の三つの庭
庭園は東の主庭の林泉庭園と南、西の平庭より成る。東主庭の園池は ”心字が池” を中心に構成され池には二つの滝組があり遣水(やりみず)からの静謐な水流を滝口から池に落としている。南の平庭には鶴石組みと亀石組みが配され、その一角には地形を生かした飛瀑(滝)がある。


苔に覆われた
幽邃な趣き
西庭は三尊石が配され静寂な趣の平庭である。庭園全体を苔が覆うのが本庭園の特長であるが、西庭は特に苔むした景が際立つ。庭園内には20種類もの苔が生息しているといわれている。
庭園での催し
秋の特別公開の際には、野点の企画などされています。
